琉球ガラスの技法
琉球ガラス透きガラス技法 -癒しの琉球透ガラス-
廃瓶や廃ガラスなどの素材をそのまま作品に生かした、手作りの風合いがこころをいやす琉球ガラスの原点が、ぼってりと厚みのある透(すき)ガラス
透(すき)ガラスの特徴
その特徴は、シンプルなデザインかげろうや雨に濡れたような歪み
重量と厚みのある透明ガラスが特徴です。
色ガラスを使った飾り物が人気で花器やお花のモチーフ等があります。
最近は、軽くて薄い上品なデザインの透(すき)ガラスの作品も増えてきました。

琉球ガラスの原点、癒しの透ガラス
シンプルな透(すき)ガラスに色ガラスの水玉模様や、色ガラスを帯のように巻いた帯巻き、波を描くように巻いた波巻きなどを
施したグラスや器から単色の色透ガラスのお花の飾り物作品も魅力的。
差し込む光や灯りの加減で表情を変える優しい風合いの光景も透(すき)ガラスの魅力かも

ほっこりする透きガラスの作品
透帯グラス、デキャンタ、シャンパングラス、透水玉ピッチャーなど
琉球ガラス 泡ガラス技法 -琉球泡ガラス-
廃瓶を使うことによって生まれる泡が入ったガラス製品は琉球ガラスの欠点とされてきた。その欠点を逆転の発想でガラス業界に激震を与えたのが琉球泡ガラスの巨匠稲嶺盛吉氏(琉球ガラス現代の名工、宙吹きガラス工房虹)。
溶けたガラスを竿を使って撹拌し泡立てることによりきめ細かな気泡ガラス作りそれを透きガラスに被せることによって、おしゃれで光が当たるとキラキラ輝く琉球泡ガラスを誕生させた。

琉球泡ガラスの特徴
泡ガラスの特徴は、きめ細かな気泡で表面を包むことで光にかざすと無数の泡ガラスがキラキラ輝いて見えます。また、白、ピンク(紫)、茶等、色付の泡ガラスを使うとさまざまな表情を見せ、今までにない芸術的な琉球ガラスに・・・
カレー粉で着色した大小の気泡を施したカレー泡の作品は幻想的でガラスとは思えないほど素敵な作品になります。

幻想的おしゃれな琉球ガラスの泡グラス
下記のカレー泡宙吹き波巻グラス(左)は、泡ガラスを薄く巻きつけることによって、中を覗くと宇宙の様な感じです。その隣のカレー泡ロックグラスは紫の透きガラスにカレー泡のガラスをランダムに厚く巻くことで鍾乳洞や岸壁のようにも見えてくる素敵でおしゃれな作品です。
琉球ガラス 泡ガラスの作品
泡ガラスには、逆転の発想で未知なる可能性を掛けた職人の魂が込められている。
大胆できめ細かな琉球泡ガラスは、究極のガラスアートかも・・・沖縄のアート作品を見つける旅ってのもいいね。
琉球ガラスアイスカット技法 -ひび割れ模様-
琉球ガラス技法の一つでクラックガラス、いわゆるひび割れ模様がある。このひび割れ模様をあえて深く浮き出たように作られた作品が琉球稲嶺ガラスのアイスカットガラス、琉球ガラス現代の名工稲嶺盛吉が独自の発想とても魅力的な琉球ガラスの技法としてアイスカットを誕生させた。
アイスカットの特徴
大胆なアイスクラック(アイスカット)が特徴

世界に一つだけのクラック模様、大小無数に入ったクラックは琉球ガラスに独特の表情を与え生き物のようにさえ感じることもある。単純にきれいなガラス細工ではなく見るものの想像力を掻き立て、ガラスアートの中へ惹きこんでいくような作品です。表情として、粉雪を被ったような粉吹き、濡れガラスの様な透きクラック、クラック表面に土をかぶせた土紋クラック等があります。
アイスカットの魅力
透きガラスのアイスカットは、雨の日のガラス越しに見える風景だったり、キラキラ波に揺れる海の中だったり、凍りついたグラスそのもののようでもあります

表面に粉ガラスをまぶしたアイスカットは、凍った冷え冷えのグラス、流氷が押し寄せる北の海だったり、土紋クラックは立体的で城壁や石畳等手で触れるとその感触も体感できます。また、いろんな色が入るとさらに琉球ガラスの表情は無数にそして無限に景観や景色をイメージされていくことでしょう。
アイスカットの琉球ガラスのグラス
涼しさと職人の温もりを感じるアイスカット技法の作品たち
身近でどこにでもあるガラス、職人の手によって素敵にそしておしゃれに生まれ変わったアイスカット技法の琉球ガラスを探す沖縄旅行も楽しいかも・・・
琉球ガラス 土紋ガラス技法 -琉球稲嶺土紋ガラス-
表面が土のような質感でざらざら、素焼きの器のような感じがすごくいい。クラック模様は、ちぎり絵のように風景を作り出すなんとも不思議な琉球稲嶺ガラスの土紋ガラス技法。
土紋ガラスの特徴
琉球ガラスとやちむん(焼き物)の両方の表情が楽しめる土紋ガラス、
ガラスに施されたやちむん(焼き物)のような手触りでちぎり絵のようにも見える斬新な琉球ガラスです。
沖縄の風景画のような土紋ガラス
城壁や石畳、沖縄の風景画のようなデザインが、ガラス好きのファンを魅了する。
外側からはちぎり絵、内側からは影絵のような作品は、土紋ガラスを使う人を楽しませてくれます。
琉球稲嶺土紋ガラスの作品
沖縄の人気観光地の風景を土紋デキャンタと海、土紋グラスといしぐー(石)壁、石畳を画像で比べてみた
癒しと感動の沖縄旅行になりますように・・・
素敵な出会いと想像を奮い立たせ・・・さぁー沖縄へ飛び立とう
黒真珠という名の琉球ガラス -究極の琉球ガラス-
主な原料はブラウン管。究極のリサイクル技法で素敵なガラスを生み出した琉球稲嶺ガラス。黒真珠と名付けられ息を吹き込まれた作品たち
琉球ガラス黒真珠の特徴
硬いブラウン管を使いぼってりとした厚みと灰色のぼかし、焼けた金属の様なレインボーオーロラが特徴。
全体を灰色で仕上げた宙吹きグラスはまさに黒真珠のような輝きと上品さが魅力の琉球ガラスです。

素材を生かした究極の琉球ガラス
光沢のある濃い灰色と時折入る金色のぼかしが黒真珠のようで美しく、少し緑がかったガラスの色合いと灰色のグラデーションが見る者に衝撃と感動を与えます
琉球ガラス黒真珠の作品
ずっしりと重量感とおしゃれな琉球ガラス、黒真珠という名のグラスや器の作品
感動を取り置き ・・・モノクロ画像からご想像ください